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ものづくりブログ

アルミニウムと表面処理とフライパン ①
2019年03月28日
アルミニウムには多くの場合、表面処理が施されています。
本来はアルミニウム自体が大気の中で自然酸化皮膜をつくり、表面を保護することで内部の酸化を抑える働きをしてくれるのです。
優しい被膜なのですぐに取れたりしますので、人工的に被膜を作る事をアルミニウムの表面処理と呼んでいます。
製造業(ものづくり)においては目的によっていくつかの表面処理を行うのですが、説明は専門的過ぎて面白く無いので、身近な部品=フライパンの表面処理について説明したいと思います。
今普及しているフライパンの一つに、アルミニウム製のものがあります。
一般用フライパンに求められる機能としては、
1.軽い
家庭の主婦向けには、軽い方が良いようです(プロ用は鉄製が好まれるようですが)。
2.調理がしやすい
調理中に食材がフライパンにくっついたり焦げたりするのは避けたいところです。
3.お手入れが簡単
食事の後の後片づけは面倒な物ですから、簡単に越した事はありません。
となりますとフライパンの要件としては、
1.軽い
鉄の比重は7.8 チタン4.5 アルミニウム2.7 マグネシウム1.7
マグネシウムが最も軽いですが高価なので採用は難しいようです。
その為もあってかアルミニウムが普及しています。
2.表面加工の必要性
調理がしやすくお手入れが簡単となりますと、金属に「表面がツルツル」で「くっつかない」とと言う表面処理が必要となります。
次回は、その表面処理についてお話します。
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