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ものづくりブログ
AI IMPACT ~人工知能が与える衝撃~ Vol.4
2019年01月30日
【ものづくり市場 連載ブログ】
では、それが可能になった時一体どういう時代が到来するのか?
時代背景の変化のなかで「人間」というものをどの様に捉えてきたか、あるいは定義してきたか、18世紀以降の「代表的人間の言葉による定義の歴史」から鳥瞰する事によって、21世紀の新世紀における「人間」の定義をしてみましょう。
18世紀、「ヨーロッパ躍進」の時代。
スウェーデンの博物学者カール・フォン・リンネは、人間をラテン語で「Homo sapiens(ホモ・サピエンス)」と名付けました。
この呼び方は皆さんも知っているもっとも一般的な呼び方ですよね。
ラテン語でHomoは「人」、sapiensは「英知」を意味します。
英知人という意味です。
この時期はヨーロッパ(特に英国)で産業革命が起こり、より大きな市場を求めてアジアへと進出した時代でした。
この時代はまた「啓蒙主義」の時代でもありました。
「啓蒙主義」って、何か難しそうですね?
簡単に言うと「蒙」は“道理に暗くて愚かなこと”で、「啓」は“ひらく、教え導く”です。
要するに「人々に正しい知識を与える事によって、合理的な考え方をするように教え導く事」です。
こういった時代背景に生きたスウェーデンの博物学者リンネが、
「うん、人間って凄いんだ!他の動物と違って理性で考えて、物事の道理を知る知恵、そう、英知を持ってるんだ!」
って考えてラテン語で「Homo sapiens(英知人)」って命名したのは当然なのかもしれません。
~Vol.4 おわり~
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