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ものづくりに使うステンレス加工の種類とポイント(切削・仕上)

ものづくりに使うステンレス加工の種類とポイント(切削・仕上)

2019年01月18日

ステンレスの切削加工(フライス・旋盤)

ステンレスは難削材、つまり切削が難しい素材として知られています。

切削が難しい理由はいくつかありますが、その最大のものは熱伝導性の低さです。

切削する際には、工具とステンレスの間で摩擦熱が生じますが、低熱伝導性のために熱が溜まりやすくなります。

この摩擦熱が工具の摩耗や融着など原因となります。

これを避けるため、ステンレスを切削加工する際にはいかに摩擦熱を抑えるかがポイントになります。

ステンレスの仕上げ(表面処理)

ステンレスの表面仕上げの方法はいくつかあります。

代表的なものに、ヘアライン加工とバフ加工が挙げられます。

ヘアライン加工は、研磨ベルトを一定方向に動かして表面を整える方法です。

ちょうど髪の毛のように同方向に細長い筋がいくつもできます。

ステンレスを使った、特に建材によく見られる仕上げです。

バフ加工は、バフと呼ばれるフェルトや綿を使って丁寧にステンレスの表面を磨いていく方法です。

バフには番号が振られていて、番号が大きくなるほどなめらかな表面に仕上げることができます。

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