ものづくりブログ
設計前のひと手間で、ものづくりを効率的に

設計前のひと手間で、ものづくりを効率的に

2018年12月31日

2018年最後のブログは設計についてのお話です。

ものづくりの前にまず行うことが「設計」です。

設計を行う際には、一般的にはQCDが必要だと言われています。

QCDとは、「品質(Quality)」「コスト(コスト)」「納期(Delivery)」のことを意味しています。

とはいえ、この3つさえ抑えておけば効率よく良い設計ができるかどうかと言うと、またそうとは限らないのが難しいところです。

ときには、QCDを意識しすぎたために何度も設計をし直さなければいけなくなったという本末転倒な話になることも。

そのために必要なのが、設計図を書く前に「構想設計」をしておくことです。


機械でも部品でも設計をする際には、製品仕様など「どんなモノが欲しいのか」という条件をリストアップしたものがあるはずです。

まずはそれをしっかり読んで、何が求められているのかを把握しなければいけません。

そして求められているものを把握できたら、それをどう形にすればいいのかをまずまとめる必要があります。

QCDを意識するのはこのときです。

「こういう仕様のためにはこういう素材や部品を使うのがベスト、だけどこれではコストがかかりすぎるから次善の策としてこれを使う」というように、

・なんの目的のために
・どんな理由で
・どういう形(素材)にするか

ということをひとつひとつまとめていくわけです。

  • 設計のようす

    設計のようす

「構想」設計というと頭の中で考えることだと思う人もいるかもしれませんが、これは適当な絵やメモで構わないので必ず紙に残しておくほうがベターです。

というのも、人間、頭の中だけで考えたことはいずれ忘れます。

いいアイデアも、なぜこういう設計にしようと思ったのかも、意外と簡単に忘れます。

忘れてしまっては、構想設計の意味はありません。

ですから、忘れないようにちゃんと紙に書いて残しておく必要があります。

こうして構想をまとめてから、ようやく具体的な設計にとりかかることになります。

構想設計をしておくと何がいいかと言うと、あとで設計図を上司に見せたときなどに「なぜこうしたか」の説明ができることです。

「これこれこういう理由でこうメカ設計をしました」と説明することができれば、上司はあなたの意図が的を射ているかどうか、適切に判断・評価をすることができ、無駄な修正指示など出ることもなくスムーズにメカ設計を進めていくことができるのです。

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