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ものづくりに使われる溶接の種類と特徴②

ものづくりに使われる溶接の種類と特徴②

2018年12月15日

溶接とは金属と金属をつなぎ合わせる加工です。

ひとくちに溶接と言っても多様な種類があります。

前回はアーク溶接と半自動(MIG)溶接をご紹介しました。
(前回のブログはこちら)

今回はTIG溶接とスポット溶接についてお伝えします。

TIG溶接

TIG溶接もまた、アーク溶接の一種です。

アーク溶接と違う点は、電極にタングステンを使用するところです。

タングステンの融点は高いためアーク溶接のように溶接棒は溶けず、溶接中に交換する必要はありません。

溶けた金属が固まるときに中に空気が入ってしまわないよう、不活性ガスを吹き付けながら溶接をするのが一般的です。

スポット溶接

金属の板を重ね合わせ、圧力をかけながらピンポイントで通電し、その際の抵抗熱を使って溶接する方法です。

「点」で溶接するためスポット溶接、あるいは点溶接と呼ばれています。

自動車のボディなどの薄い板を溶接するときなどに使われます。

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