ものづくりブログ
オンデマンドなものづくりが作る未来

オンデマンドなものづくりが作る未来

2018年09月09日

「オンデマンド」という言葉があります。

「ユーザーの要求に応じてサービスを提供する」という意味の言葉です。


自営業の方なら「オンデマンド印刷」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

たとえばチラシやパンフレットは、大企業のプロモーション等で非常に多くの部数を印刷する必要があります。

しかし、中小企業の場合そんなに多くの部数は必要ありません。

そんな場合によく使われるのが、通常の印刷に比べるとはるかに少部数で印刷をすることができる「オンデマンド印刷」です。


このオンデマンド印刷に代表されるような、「オンデマンド」は、これからのものづくりのを象徴するキーワードのひとつになると考えています。


ものづくりというのは、ユーザーの要求に応じて作るというのが比較的難しい分野です。

たとえば、カメラマンがカメラを1台欲しいと思っても、その要求に合わせて1台だけ作るのはほぼ不可能。

メーカーが量産したモデルの中から一番要求に近いものを選ぶことしかできません。


ところがいまや、小ロットでも比較的低コストで部品を生産することが可能な時代。

もちろん、いきなりエンドユーザー向けの製品をオンデマンド制作するのは難しい話です。

しかし、たとえば機械製造者、機械設計者、資材調達者などものづくりのプロフェッショナル向けの機械であれば、
小ロットや場合によっては単品での機械部品をオンデマンドで製造することもできるようになっています。


この流れが進んでいけば、ものづくりは大きな変化を迎えることでしょう。


今までは、「この部品がこれだけ欲しい」というユーザーのニーズと「この部品を小ロット生産するとコストが割高になる」という
メーカー側の事情がうまくかみ合わないこともしばしばありました。

しかし、小ロット部品もオンデマンドで製造できるようになると、メーカー側はよりユーザーのニーズに近づくことができるようになります。

その結果、ユーザーもメーカーも、より無理なく、やりたいことができるようになります。

無理がなくなるということは、それだけ、事業的にも続けやすくなるでしょう。

ユーザーは自分の要求にあったものを手に入れることができ、メーカーも適切な利益を得ることができる。

これは双方にとって大きなメリットではないでしょうか。


ものづくり市場では、現在すでに小ロットの部品生産を行っています。

この動きがより広がり、メーカーとユーザーとが互恵的な関係となる世界が実現するよう、これからも努力していきたいと思っています。

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