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金属加工 職人技術の必要性

金属加工 職人技術の必要性

2018年08月30日

これは製造業全般に言える事ですが、特に金属加工業では、機械設備の無かった時代はほとんど職人の手で作業していました。

現在では、多様な加工機・製造機械が登場し、正直なところ、精度・スピード共に人間が太刀打ちできない領域となりつつある加工もあります。

では今では機械を動かしているだけで満足な製品ができるのか?と言われると、実はそうとも言い切れないのです。

高価な設備を並べた最新鋭の工場があったとしても、精密な板金金属加工をするには職人の腕が必要です。

微妙な力加減や経験による感覚といったノウハウという面で、未だ機械には再現できない部分があります。


例えば、歪みを取る作業。

溶接を行うと、その熱が材料を曲げる等の変形を起こしてしまい、歪みができてしまいます。

この歪みを元の形に修正することを、一般に歪み取りといいます。

この歪み取りは、単に変形した部分を叩いて直せば良いだけ、とかいう単純なものではありません。

実は、歪みのある部分とは全く関係の無い部分をハンマーで叩いたり、曲げたりすることによって直すことも多々あります。

この時の力加減も微妙なもので、まさに職人技と言えるでしょう。


溶接の歪み取り以外にも、細穴を深くあける、難削材を精密加工するといった作業には職人の手が欠かせません。

いくら機械化が進んでいるとはいえ、まだまだ職人技術の光る場面がたくさんあります。

金属の本質を会得しているのは人間だけなのかもしれません。

ものづくりメソッド:金属加工

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