ものづくりブログ
Fab・FabLab

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2016年09月25日

「Fab (ファブ)」「FabLab (ファブラボ)」とは?

経済産業省の「情報通信白書平成25年度版」での「ファブラボ」に関する記述を期に日本でも一気に注目されている「Fab(ファブ)」「FabLab(ファブラボ)」「ファブ社会」。
経済産業省の情報通信政策研究所からは2014年6月に「ファブ社会の展望に関する検討会報告書」、2015年7月には「ファブ社会の基盤設計に関する検討会」の報告書「ファブ社会推進戦略 ~ Digital Society 3.0 ~」もリリースされています。

ファブラボの概念は、個人によるものづくりが広がることを予見した、MITビット・アンド・アトムズセンター所長のニール・ガーシェンフェルド氏が最初に提唱したと言われています。同氏は2002年に「FabLab」を設立。FabLabの設立経緯や活動内容は、ニール・ガーシェンフェルド氏の著書「Fab パーソナルコンピューターからパーソナルファブリケーションへ」で詳しく紹介されています。

「Fab パーソナルコンピューターからパーソナルファブリケーションへ」

さて、ファブ(Fab)とは、英語の「Fabrication=作ること」と「Fabulous=素晴らしい」の二つの意味が含まれる造語です。
経済産業省の「ファブ社会推進宣言(Fab Society Declaration)」によれば、「ファブ社会」とは「インターネットとデジタルファブリケーションの結合によって生まれる新たなものづくりと、デジタルデータの形をとったモノの企画・設計・生産・流通・販売・使用・再利用が前景化する社会である」と定義づけられています。

さらに、ファブラボについては「情報通信白書平成25年度版」の中で、ファブラボ(FabLab)とは、「デジタル・ファブリケーション(パソコン制御のデジタル工作機械)を揃え、市民が発明を起こすことを目的とした地域工房の名称である」としています。

FabLabは、誰でも簡単に設立を宣言できるわけではなく、いくつかの条件があります。
まず「ファブラボ憲章」に従っていること。次のような工作機械・設備「レーザカッター」「CNC・フライスマシン」「CNCルーター」「ペーパーカッター」「電子工作機材一式」「ビデオ会議システム」などを備えること。...推奨機材としてはミシン、3次元プリンターなども指定されています。
ファブラボは単独での活動ではなく、知識を共有しグローバルなコミュニティとして活動することが前提となり、そのためビデオ会議システムなどで国際規模のFabLabネットワークに参加することも義務付けられるということになります。

日本では、2010年に「FabLab Japan」が発足して積極的な活動を展開しています。

「FabLab Japan」

「ものづくり市場」の掲げる「ものづくりファースト」ともリンクする素晴らしい取り組みとして、「ものづくり市場」は「Fab(ファブ)」「FabLab(ファブラボ)」を実現する活動に注目しています!

これまで実現されてきた「パーソナルコンピュータ」「パーソナルフォン」と同様に、「パーソナルファブリケーション」で、ものづくりのパーソナライズ化が実現することより、「ものづくり」の未来に夢と希望が溢れています!

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