ものづくりメニュー(オーダーメイドものづくり加工)
ものづくりブログ
切削と研削
2018年07月07日
ものづくり市場は金属加工をメインにしています。
ほかの業種もそうかもしれませんが、金属加工の仕事も日々、毎回「決断」です。
どんな加工方法が良いのかを判断して作業に取り掛かります。
これには知識と経験(知見とも言います)が必要です。
例えば「これはどういう方法で削った方が良いか」と言うのはいつも悩み所です。
これは素材や目的で変わってくるのですが、例えば切削と研削であれば・・
・切削=刃物ような尖った器具で材料を「削り取り」ます。
ナイフで鉛筆を削るイメージですね。
・研削=研削砥石や超砥粒ホイールと言う(消しゴムで鉛筆を消すような)で「こすり取り」ます。
歯医者さんで虫歯を削る、あの「ウィーン」と鳴り響く器具のイメージと言えばわかりやすいでしょうか。
どちらがより効率的でうまく仕上がるかを判断する必要があります。
肉食動物は切削、草食動物は研削かも知れません。
肉食動物は肉を切り裂く必要があるので歯が尖がっていて肉を骨から切り取ります。
草食動物は種子や葉っぱを磨り潰して中身を取り出しますので研削に似ていますよね。
人間は両方なのでしょうか…。
話が脱線してしまいましたが、私たちは一つ一つのご依頼に対して真剣に悩み、最適な方法を決断することで、より良い製品づくりに努めています。
これからもものづくり市場は「ほんものづくり」に挑戦します。