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ものづくりブログ

一点物のものづくりを行うポイントは「生産管理」ー前編
2018年07月10日
ものづくりには、大きくわけると3つの方法があります。
それぞれを簡単に説明すると、以下の通りになります。
1.ライン生産方式
ひとつの製品を、専用ラインを使って一定期間で連続的に大量に作ります。
需要が大きな製品を生産するときに適した方法です。
2.ロット生産方式
まず製品Aを1000個生産し、次に製品Bを1000個生産、それから製品Cを1000個生産……というように、複数の製品を、ロットごとに交互に作ります。
ライン生産するほど需要は高くない、しかし個別に生産するほど低くもない製品を生産するときに適した方法です。
3.個別生産方式
注文に応じて、個別に一点物の製品を作ります。
製品はそのお客様独自の仕様になることがほとんどです。
この3つのうち、ものづくり市場がメインに行っているのは、個別生産方式です。
個別生産方式は、お客様ごとの仕様に合わせるため、企画や設計の段階から時間や手間がかかります。
量販店でスーツを買うときと、オーダーメイドでスーツを作るときの違いのようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。
個別生産方式は、お客様にぴったりの一点物の製品が作れるというメリットがあります。
さらに、サイズや材質などの仕様もお客様と相談しつつ作りますので、満足度の高い製品をお届けすることができるというメリットもあります。
では、この一点物のものづくりを行うときに気をつける点とは何なのか―
次回の後編でお話しします。
