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ポイントをおさえれば、チタン溶接は難しくない!~後編~
2018年05月27日
チタンのコンタミネーション対策
前回(ポイントをおさえれば、チタン溶接は難しくない!①)では、チタン溶接が難しい理由についてお話ししました。
チタン溶接時の「コンタミネーション」を防止する対策を2つ紹介します。
真空チャンバー
イナートガス(金属と反応しにくいガス)を充填した真空チャンバーの中で溶接を行うことです。
コンタミネーション対策としてはベストな方法ですが、真空チャンバーの中に持ち込める大きさのものしか溶接できないという欠点があります。
ガスシールドアーク溶接
イナートガスで結合部を保護しながらアーク溶接を行います。
真空チャンバーを使った方法に比べると容易であることが特徴です。溶接加工時は溶接部分の背後もイナートガスで保護し(バックシールド)、加工が終わったあとも溶接部分が冷えるまでイナートガスで保護(アフターシールド)しなければいけません。
チタン溶接は、一般的な溶接と比べると気をつけるべきポイントがあることは確かです。
しかし、今回ご説明したとおり、適切な設備で、ポイントを抑えた溶接を行うのであれば、けっして難しい加工ではないのです。

