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チタンの用途①
2018年02月13日
チタンの用途 化学プラント装置
軽く、強度が高く、耐久性が高いチタンは、さまざまな分野で利用されている金属のひとつです。
そんなチタンの用途は大きく5つあり、その1つ化学プラントの装置をご紹介しましょう。
【チタンの用途その1 化学プラントの装置】
チタンの表面には、非常に薄い酸化皮膜ができています。これが保護膜の役割を果たし、チタン本体を腐食などから守っています。
化学プラントに使う装置には、高い薬品耐性が求められます。酸化皮膜で覆われているチタンは薬品耐性も高いため、化学プランの装置にも
よく利用されています。
ただし、酸化皮膜は酸素がある環境でしか再生しません。酸素がない環境や、強い酸化還元反応を起こす薬剤(塩酸や硝酸など)と
触れたときは再生しないため、チタンも腐食してしまいます。こういった環境で使用される装置には、特定の添加元素を
追加したチタン合金が使われます。
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