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チタンの歴史~発見とものづくり

チタンの歴史~発見とものづくり

2017年12月24日

チタンの歴史~発見から実用化、そして現在まで①

チタンという金属があります。チタンには、強度があり軽く、腐食や熱にも強いという特徴があります。

このことから、チタンは、航空機などの乗り物、義手義足などの衣料品、自転車フレームやゴルフクラブなどの

スポーツ用品、食器、アクセサリーなどさまざまな分野で使用されています。

今回は、そんなチタンが発見され実用化されるまでの歴史をご紹介しましょう。


ものづくりメソッド:チタン加工

●チタンの発見

チタンが発見されたのは、18世紀末のことです。発見された場所はイギリスのコーンウォールにあるメナカンという名の渓谷。

発見したのは、この地を管轄していた牧師兼アマチュア鉱物学者のウィリアム・グレゴールでした。

このときチタンは、発見された場所にちなみ「メナカイト」と名づけられています。

しかし、メナカイトはそれほど一般的に知られることはありませんでした。

1795年、チタンはドイツの化学者マルティン・ハインリヒ・クラプロートによって再発見されました。

チタンという名前は、このときはじめてギリシャ神話に登場する最初の子

タイタン(ティターン)にちなんでつけられました。


ものづくりメソッド:チタン溶接
ものづくりメソッド:チタン切削

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