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ものづくり 金属切削加工の固定
2018年01月10日
金属切削加工 固定
切削加工でのカギとは、金属材料の固定のやり方です。
しっかり固定していないと材料に刃物が当たった時に吹っ飛びます。
非常に危険ですし、論外です。
正確に切削するには固定からです。
旋盤は合理的に掴めます。連動した三つ爪が挟み込んでくれて
材料を回転させて刃物を当てるので中心ができるからです。
フライスの場合は材料を固定して刃物を回転させ、移動させます。
刃物が平行にまっすぐ移動した軌跡が面となります。
だから、初めに基準となる面を切削で作ります。
材料は正確ではないので切削で面を作ります。
固定も面ができていないと凸凹の面を掴んでいると後々厄介なことになります。
正確なものづくりにならないのです。
固定方法は基本的にバイスに挟みます。
フライスの固定面は平面ですのでその面にしっくりと挟みます。
非常に感覚的な作業です。職人の勘ですね。
挟んで叩いてしっくり感を確認します。
どんなにハイスペックなマシニングでも同じです。
まだまだ人が肝心ですね。