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ものづくりとフランクフルトモーターショー③

ものづくりとフランクフルトモーターショー③

2018年03月12日

フランクフルトモーターショー:自動運転編①

2017年9月のフランクフルトモーターショー(IAA2017)レポート 第3回のテーマは、自動運転です。
このバスは、メルセデスグループが出していた自動運転バスです。オランダ・アムステルダムのスキポール地域で実際に「City Pilot」という名前で自動運転が実用化されているとのことです。11のバス停、25の信号機、3つのトンネルを越えるコースを実際に走っているとのこと。スゴイ!

バス内部は近未来的な雰囲気ですが、レイアウトを変えたらもっとたくさんの人が乗れそうだなぁ…… と思ってしまいました。

こちらはアウディがレベル5の自動運転を実現したコンセプトカー「Audi Aicon(アウディ アイコン)」です。見た目は4ドアクーペですが、バッテリーとモーターを利用したEV(電気自動車)でもあり、バッテリーだけで700~800kmの航続距離があるそうです。自動運転×EVで、アウディは他社を一歩リードしていた感じがしました。

そしてフォルクスワーゲンからは、ワーゲンバスをモチーフにした「ID BUZZ」のコンセプトカーが出ていました。こちらは電気自動車ですが、「完全自動運転」を見据えた設計になっているとのこと。将来的には運転席を180°回転させて盛り上がりながらドライブ……なんてこともできるかもしれませんね。

次回は自動運転のシミュレーション体験記をご紹介します。

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