ものづくりブログ
ものづくり マニピュレーター

ものづくり マニピュレーター

2017年12月02日

ものづくり マニピュレーター

マニピュレーター

マニピュレーターと言えば、遺伝子操作で顕微鏡を介して受精卵に遺伝子を挿入する操作がうかびます。

マニピュレーターとは、簡単に言えば機械、ロボットが人の代わりに作業をすることです。
正確に同じ動作を求められること、
働く環境が非常に過酷である場合、人は仕事できません。
熱いところ、寒すぎるところ、高圧、高い放射線に晒されるところなどです。
深海、宇宙空間がそうですね。

低温環境で動く機械は製作が難しいです。
ロボットにはモーターや制御が必須です。
マイナス30℃の環境、つまり冷凍食品を保存する冷凍庫内での作業はマニピュレーターは難しいのです。
月面で活躍するロボットも研究されています。
月面は大気がほとんどないので太陽光があたる昼は120℃を超え、
太陽光が当たらない夜はマイナス200℃以下になります。
液体窒素でー196℃ですから瞬間に凍ります。
温度差は300℃以上です。
生きていられるのはクマムシくらいでしょうか。

南極で隕石を探すものも開発されているとか。
過酷な環境で人の代わりに作業するのがマニピュレーターです。

優れた技を持った人は匠と呼ばれ、その技を伝え、伸ばし、磨きをかけてきました。
失われた匠の技も多いでしょうね。
マニピュレーターでその匠の技を残せたら、電子頭脳に記録し、再現できればいいでしょうね。
メカとAiと匠とが力を合わせて技に磨きをかけ、もっとすごい技にできたら面白いでしょうね。

また、マテハン業界ではマニピュレーターは欠かせない技術です。
モノを運ぶ作業は単純ですが、人を疲弊させます。
正確に分類して整理整頓して収納し、必要な時に取り出す。
人がやれば融通は利くが、的確にできないことも多いでしょう。
コンピューターは難なくこなします。
そこに正確に動くマニピュレーター設備が合わされば人は殆どいらないですよ。

切削加工もマニピュレーターが大活躍です。
マシニングセンターで5軸ロボットが、旋盤との複合機が大活躍です。
金属加工では硬い金属を切削するのでロボットの関節には高い剛性が求められます。
当然ですね。切削するときに刃がぶれたら削った面がガタガタですからね。
正確に精密にぶれないようにできるだけ自由に動かす技術です。

農業、林業にも徐々に活用されています。
マニピュレーターの技術は人間が作り出した技術です。
素晴らしい技術です。

部品加工・試作・装置・ものづくり
の相談・見積り歓迎!