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EMO Hannover 2017 展示会②
2017年10月06日
EMO Hannover 2017 展示会レポート その2
2017年9月17日からドイツ・ハノーバーで開催されました、世界最大規模の金属加工の展示会「EMO Hannover 2017」レポート
第2弾をお届けします。
さて、EMO Hannoverは世界最大規模の展示会ということで、会場もホールも展示内容も、とにかく大きくてダイナミックです。
中でも特にダイナミックだった「大きいもの」をご紹介します。
まず大きかったのが会場。前回も少し触れましたが、1ホールがビッグサイトよりも大きく、それが17ホール、出展者で満員御礼でした。
では設備を見ていきます。まず、トラックのエンジンなど大型部品を3次元加工できるSORALUCE社の三次元加工機。
機械の大きさもさることながら、なんとオペレーターが左手のゴンドラに乗っているのに驚きました。オペレーターも動きながら、
というか揺れながら操作していて、なんだか酔いそう…… と思ってしまいました。
次も同じSORALUCE社の3次元加工機。デモでは切削油があまりにも大胆に噴射されていました。
次にシュトゥットガルト近郊にある工作機械メーカーSHV社の大型マシニングセンター。写真の真ん中にオジサンが入ってしまいましたが、
逆に大きさが伝わりますでしょうか?
高さ5m以上あるこの設備がSHVのラインアップの中ではミドルサイズ。大きいものは高さ8m、最大加工長さ10M以上とのことで、
担当の方は会場に入らなかったことを残念がっておられました。風力発電の部品や船のシャフトなど、大型部品の加工に使われているそうです。
次も大きかった。FRASMASCHINEN社の三次元加工機は、加工範囲X軸10000㎜、Y軸、Z軸1500㎜ の三次元でした。
続いてDAVI社の巨大なロールベンダー。こんな分厚い鉄板を曲げられるということに驚きましたが、設備も大きすぎて二度びっくり。
どこかにニーズがあるのでしょうね。
という感じで大きい!と思った展示を順番に撮っていったのですが、最後に一番大きくて感動すら覚えたのがこちら、
DMG森精機のブースというか、ホール。会場内の2番ホールが1ホール丸ごとDMG森でした。客数も多く、日本勢の海外での活躍に
元気をもらった気になりました。
以上、「ものレポ」リポーターの新開でした。