ものづくりブログ
スマートファクトリーについて

スマートファクトリーについて

2017年09月30日

スマートファクトリーはものづくりをどう変えるか?

職人的な、感覚的なものづくりから客観的なデータを重視したものづくりへと、ものづくりの方法もどんどん変化して
いきつつあります。その変化の中でも最たるものが、「スマートファクトリー」に対する注目でしょう。

スマートファクトリーというのは、IoT(Internet oh Things)つまりあらゆるものをインターネットに接続し、
データを集め、分析し、その結果をフィードバックしてものづくりを行う工場のことです。

スマートファクトリーが実現されると、ものづくりの過程やノウハウが「見える化」されるというメリットがあります。
職人的なものづくりの場合、特にノウハウはほとんど「見える化」されていません。親方や先輩などから教えてもらい、
自分で何度も試行錯誤してノウハウを学び、身につけていかなければいけません。
そのため、一人前になるのに何年もの時間がかかることがほとんどです。

しかし、ノウハウが「見える化」されると、このような時間はもうかからなくなります。
ものづくりの場では、原材料によってはその日の気温・湿度などで微調整を加えなければいけない繊細なものもありますが、
そういう微調整もすべて、気温や湿度のデータから機械が判断するようになります。

もちろん、機械がそういう判断をできるようになるためには、事前に人がある程度の時間をかけて気温・湿度、
原材料・製品などのデータを収集し、分析しておかなければいけません。それでも、職人的なものづくりのノウハウを
伝えていくことに比べると、ぐっと効率的に安定した品質の製品を作ることができるようになることでしょう。

このような、IT技術を活用したスマートファクトリーは、ドイツが提唱するインダストリー4.0と深く関わっています。

ドイツというと、日本同様職人を大切にするものづくりの国という印象があります。
そのようなドイツから、ITを重視したものづくりが提唱されているというのは、非常に興味深いものがありますね。
おそらくですが、ものづくり、つまり高品質な製品をつくるというドイツらしいこだわりと、同じくドイツらしい
合理的な発想が組み合わさって生まれたのではないでしょうか。

同じものづくり重視の国であっても、日本はなかなかそこまで合理的に判断できないように思います。
とはいえ、高品質のものを安定して作っていきたいという気持ちは私たち日本のものづくりに携わる者も同じ。
この理想を追求できるスマートファクトリーの実現に向けて、当社も展開していきたいものです。

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