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加工材料 丸棒
2016年08月03日
丸棒
金属加工に使用される丸棒
目的に応じて使い分けられています。
SS400(普通鋼)
S25C、S35C、S45C、S45C(N)、S45C(H)、S55C(機械構造用炭素鋼)
SCM420、SCM435、SCM435(H)、SCM440、SCM415、SCM420K
SCM420K(N)、SNCM439、SACM645(A) (機械構造用合金鋼)
SUJ2(高炭素クロム軸受鋼鋼材)
SKD11(合金工具鋼鋼材)
SKH51(高速度工具鋼鋼材)
粉末ハイス鋼(高速度工具鋼鋼材)
SUS304(一般的なステンレス鋼)
SUS440C(最も高硬度のステンレス鋼)
C3604(快削黄銅)
引き抜き材
ダイスを通して外径を決める。外径公差はh9の精度である。
シャフト材、角棒
センターレス研磨
丸棒の外径を研磨する。一般に外径公差の精度はh7である。長尺にも対応可能
シャフト類、ピン類、パイプ類の研削
円筒研磨
丸棒の両センターを支持して回転させて研磨する。真円度、円筒度、仕上げ面粗度において高精度である。
寸法精度、面粗さを要求されるローラー、シャフト類の研削
丸棒は「シャフト」によく使用されます。
シャフトとは、推進力、駆動力を伝える回転軸のことで身近に安心、安全を追求された自転車、自動車、電車、飛行機、ヘリコプターの重要なパーツです。そのシャフトが車を運転中に折れたり、曲がったりしたら考えられない事故につながります。
その材料である丸棒の品質は重要であります。さらに加工工程での形を作る切削、精度を得るための研磨、強度を得るための焼き入れは長年培われた技術です。この技術で私たちの暮らしの安全と安心を担保しています。
技術と職人技で支えられている暮らしと言えるのではないでしょうか。
