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「ものづくり」で結ばれる日本とインド
2017年08月31日
「ものづくり」で結ばれる日本とインド
インドと聞くと、みなさんは何を連想するでしょうか。カレー、象、そういえば最近は、インドの映画も注目を集めていますね。
映画を見ながら歌ったり踊ったりクラッカーを鳴らしたりして、騒ぎながら映画を楽しむ鑑賞方法、マサラシステムというのがあるのだとか。
さて、こんなインドですが、ものづくりの面においても、最近は存在感を強めています。
そのきっかけのひとつが、インドの高速鉄道計画です。インドの各地を最高速度160km/hで結ぶ高速鉄道網を作り上げようという計画なのですが、
この高速鉄道に、日本の新幹線方式が導入されることに決まりました。
また、2016年には、経済産業省とインド技能開発・起業省が「ものづくり技能移転推進プログラム」に署名。それにもとづき、
スズキ、トヨタ、代金、ヤマハ発動機の4つのメーカーが、インドに日本式ものづくり学校を設立し、日本流のものづくりの方法を
現地の人たちに教えています。さらに、日本から原子力発電や原子炉に関する技術をインドに移転していくことが可能になる「日印原子力協定」も
将来的には発効され、原子力の平和的利用に関して日印が協力することになるだろうと言われています。
インドには多くの優秀なIT技術者がいます。インダストリー4.0やIoTなど、これからのものづくりの場にはIT技術は欠かせません。
この面でも、日本とインドが協力していけば、よりよいものが作れるのではないでしょうか。
そうそう、ちょっと話がそれますが、インドのIT技術者といえばこんな話を聞きました。
インドには古くから、カースト制という身分制度がありました。生まれによってすべてが決まってしまう身分制度で、
なれる職業も身分ごとに決まっていたのです。
カースト制は制度としてはすでに廃止されていますが、実際はまだまだその影響から完全に抜けているとは言えません。
ところが、IT技術者というのは新しい職業のため、身分に関係なく誰でもなれるのです。そのため、出身に関係なく多くの若い人たちが注目し、
優秀な人たちが集まってきたのだとか。
身分制度はないほうがいいに決まっているのですが、それがあったおかげで新しい産業に優秀な人が集まったと聞くと、
複雑な気持ちになりますね。
とにかく、まずは日本のものづくり学校がどれだけインドのものづくりに影響を与えていくかに注目です。そしてもっともっと、
ものづくりを通じて日本とインドの関係がいいものになり、日本におけるインドのイメージが、カレーや映画などに加えて、
ものづくりのパートナー的なものになっていけばいいですね。


