ものづくりブログ
ものづくりの切削工具

ものづくりの切削工具

2017年07月26日

切削工具の工場を見学しました

 2017年7月11日は、6月にオープンしたばかりの三菱マテリアル株式会社 中部テクニカルセンター(以下中部TC)を訪問。
この日開催された中部部品加工協会の7月のイベント「三菱マテリアル工場見学・航空機加工技術検討会」に参加しました。

 三菱マテリアルは金属を削るために必要な「切削工具」の総合メーカーで、中部TCのある岐阜製作所では、超硬工具、ドリル製品等を
製造しています。中部TCでは、同社の提唱する「ソリューション提供型」顧客サポートのため、デモルームに国内外のメーカー各社の
加工機を備え、実際に切削試験を行うサービスも提供しています。

 そもそも切削工具は金属を削る道具なので、加工対象よりも硬くなければなりません。そのポイントは素材なのですが、
素材は素材(粉体)のままでは全然硬くない。これをプレス、成型、焼結という工程を経て完成に至る工程を見せて頂きましたが、
途中、手で簡単に折れてしまう柔らかい原料が、ある工程を経て「超硬」と呼ばれる硬さに変化したのに感心しました。
そして、普段私が目にしているのは工具を使って「削る」作業ばかりなので、削る工具を作る過程を見られたのは貴重な機会となりました。

 工場見学は当然ながら撮影NGだったので、エントランス近くに展示されていた完成品がこちら。

 写真が暗くなってしまいましたが、斜めに切り込みが入った丸い棒が切削工具です。

中部TCでは、他にもライン診断、ツーリング提案、技術相談、研修の実施などを行い、ユーザーを技術面から
サポートしているとのことでした。

 ちなみに研修プログラムの「切削アカデミー」は、ホームページから申し込みができるとのことです。

以上、「ものレポ」リポーター新開でした。

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