ものづくりブログ
ものづくりの品質管理

ものづくりの品質管理

2017年07月20日

ものづくり企業の品質管理のポイントは?

ものづくりに欠かせない考え方のひとつに「品質管理」があります。品質管理とは、

・消費者が求めている品質を満たした製品・サービスを
・適切なQCD(品質・コスト・納期)で

提供するための日程や工程の管理を行なうこと。つまり、いくら良い品質であっても、それがオーバースペックであってはNG、
コストが高くなりすぎてもNG、納期に時間がかかりすぎてもNG、ということになります。
量産品には量産品の、オーダーメイドものにはオーダーメイドものの品質があるので、混同して考えてはいけない、ということですね。

さらに近年は「消費者が求める品質」から一歩踏みこんで、「社会や消費者のニーズを満たす品質」を目指し品質管理を行なう企業も増えています。
社会や消費者のニーズを満たすことは、製品の品質だけ追求していてはできません。商品・サービスの企画やマーケティング部門なども
品質管理を意識し、全社あげて取り組まなければいけないようになってきます。

つまり、品質管理に対する考え方がより広範囲になった結果、今まではあまり品質管理を意識することがなかった部門でも、
品質管理を意識しなければいけなくなってきたわけです。この状況を受け、品質管理に対する社内のモチベーションをどうあげようか、
悩んでいる経営者もいることでしょう。

  • ハイトゲージとピック

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  • 直角度測定器

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  • ノギス

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しかし、私たちはそう難しく考えることではないのではないかと思っています。

社内のモチベーションを上げる際のキーワードは「暗黙知の形式知化」です。知識は、暗黙知と形式知にわけられます。
簡単に言うと、暗黙知は経験や知識が元になった感覚的な知識、形式知は言葉や数式によって表すことができる論理的な知識です。

今まで品質管理の中心であった生産やサービスの現場には、特に暗黙知が多く存在していることでしょう。
この暗黙知をできるかぎりヒアリングし、形式知に落とし込み、共有する。こうすることで、品質管理に対する具体的な
取り組み方や考え方がわかれば、モチベーションも上げられるのではないでしょうか。

もともと、日本は品質管理が優れており、高品質のものを生み出すのが得意な国です。その理由は、日本の日常や文化に
「努力をすること」「手を抜かないこと」「正しい行いをすること」などの倫理観がごく当たり前に存在していることにあります。

ですから、基本的にはどの社員も、品質管理の重要性はすぐに理解でき、考え方にも馴染めるはず。あとは、形式知化した暗黙知を知らせ、
具体的にどういう行動を起こせばいいのかを示せば、おのずと結果はついてくるのではないでしょうか。

私たちものづくり市場はそう考え、暗黙知を形式知化し後進に伝えていけるよう、愚直に取り組み続けています。

  • 栓ゲージ

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  • 定規 分度器

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  • マイクロノギス

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