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ものづくりブログ
ものづくり 支援
2017年05月07日
製造装置の製作支援
ものづくりにおける日本の強みというのはなんでしょうか。
よく挙げられるのは、品質の高さやこだわりの強さです。確かに日本で作られる製品は、こだわりが詰まった高品質のものが多くあります。しかし私たちは、日本のものづくりの強みはけっしてこれだけではないと考えています。
ではほかに何があるのかというと、製造装置の優秀さです。
ものづくり産業においては、完全に手作業だけでものを作るということはまずありません。すべて製造装置、つまり機械を使って作ります。できあがる製品の品質は、それを作る人の熟練度はもちろん、いかに正確に加工できる製造装置を使うかにもかかっています。特にほぼ全自動で製作されるような量産品については、製造装置の性能が製品の完成度を左右すると言っていいかもしれません。
ものづくりのメーカーは、東南アジア諸国などの新興国はじめ世界各国にあります。しかし、ものづくりのための製造装置を作り、それを適切にメンテナンスすることができるメーカーはそれほど多くありません。こういったメーカーは、機械づくりに一日の長がある先進国に集中しています。
日本にも、製造装置を作っている企業が多くあります。海外の工場で稼働している製造装置を見ると、日本のメーカー名が入っているものが少なくありません。高品質のものを作るために必要な性能の高い製造装置を国内で作り、メンテナンスすることができること。これこそが、忘れてはいけない日本のものづくりの強みのひとつであると私たちは考えます。
この強みをこれからも活かし続けるためには、必要なことが２つあります。ひとつは質の高い製造装置を作り続けること、そしてもうひとつは、今使っている製造装置を適切にメンテナンスし、必要であれば改良して丁寧に使っていくことです。
ものづくり市場では、この２つを叶え、中小企業が質の高い製造装置でよいものづくりをしていけるような支援を行っています。
たとえば、製造装置を製作するのであれば、その設計段階からご相談に応じ、よりよい製造装置を作るためのアイデアを顧客と一緒に考え、試作段階から一緒に製造装置づくりを行っていきます。また、メンテナンスや改良に必要な一点もの、小ロットの部品加工なども行っています。
特に小ロットの部品加工はものづくり市場の得意分野のひとつ。これからもより効率的に、小ロット部品を製造・供給できるようにし、さらによい製造装置づくりを支援し、貢献していきたいと思っています。
