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ものづくり シュート

ものづくり シュート

2017年04月28日

ものづくり シュート

サッカーでのゴールを決めるシュート、野球の変化球…ではなく。

我々の業界では何かの製品を落とすときの滑り台、穴に落とすダクトなどなど。

ものを滑り落とすときの案内に使われる部品です。

プラスチック成形物のラインでは、樹脂成型機から出てきたものを

自動で検査し、NGとなったものをはじくときに使われます。

また、粉などを混合する前に原料を各々混合釜に添加するときに使われます。

ステンレスの薄板で曲げたもので、固定用の穴が開いているだけの

シンプルな形状が多いです。

表面はバフ研磨などでピカピカのに磨かれています。

いかにもよく滑るという感じです。

土砂などの場合は磨きません。

この鏡面のように研磨する作業は、非常に手間もかかり、汚れます。

ベンダー(通称:ブレーキ)で曲げる時にピカピカの金属板を曲げるときもありますが、

曲げた後に磨くときもあります。

溶接などをした場合は最後に行います。

お客様の図面からCAD上で展開し、レーザーなどでカットする。

その後、ベンダー曲げ、必要であれば溶接、穴あけ、タップ、バーリング、バフ研磨などなど。

シュートは手間暇かかります。

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